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豊川下流域における霞提周辺住民の防災意識に関するアンケート調査

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豊川は愛知県東三河地域を流れる延長77㎞の一級河川であり、流域の年間平均降水量は全国平均を上回り、河川延長の短さや流域面積の小ささ、下流域での河川の蛇行が重なり、氾濫が頻発しています。

豊川流域では、安土桃山時代に伝統的な河川堤防である霞堤の建設が始まり、9つの霞堤が整備されました。しかし、1960年代に豊川放水路が建設されると、右岸に位置する4つの霞堤が締め切られ、その機能を失いました。

本調査は、豊川下流域に位置する5町からなる3つの校区を対象にアンケート調査を実施し、豊川下流域における霞堤周辺地域の住民の防災意識や取り組みを明らかにすることを目的としています。

調査概要

​質問項目

洪水に対する知識・関心

・被災経験

・防災の取り組み

・居住地域や豊川への愛着

・回答者の基本属性

実施場所

愛知県豊橋市

  • 下地校区: 霞堤が締め切られ市街化区域に指定されており、市街地の開発が進行している

  • 大村校区: 霞堤が締め切られ市街化調整区域に指定され、集落が形成されている

  • 下条校区: 霞堤が残存しており、周辺に集落が形成されている

回収状況

979世帯

実施期間

2022年11月14日~2023年1月15日

調査方法

自治会関係者による配布または郵送による質問紙/web調査

調査対象

3校区の住民(配布:下地校区2911世帯、大村校区518世帯、下条校区528 世帯)

調査主体

豊橋技術科学大学 小野悠研究室

協力:下地校区自治会、大村校区自治会、下条校区自治会

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